MINI至る病

MINIでのドライブ日記をつけてみました。


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MINI至る病Blog

三十路を前に、再びDTM(DeskTopMusic)をやってみようと思う。

男の物欲〜モノを通して文化を買う〜

26回目は東京〜金沢・石川・北陸あたりに、時間が許す限り行けるところまで、愛すべきMINIに乗り、旅に出ようと思います。 なんとなく立ち寄る場所は決めたものの、その場の勢いと体力と相談し、コースを決めていきます。

1日目は、中央道、北陸自動車道を抜け、永平寺へ、その後、東尋坊、山中温泉に向かいました。 new

今回はゴールデンウィーク真っ只中ということで、高速道路の渋滞を避けるべく、深夜の内に一気に福井に向かうことにしました。

最初に立ち寄ったのは曹同宗大本山 永平寺です。
山奥に位置し、大小70の建物で構成されています。冬は大雪に埋もれてしまうそうです。 ここの見学でとても感動したのは、「写真撮影は雲水(修行僧)にカメラを向けなければOK」「左側通行」以外はルールがなく、 見学可能な場所であれば好き勝手に見学してよく、所々で雲水によるガイドを行っていて、積極的に開放している感じがしました。

ちょうど法堂で法事を行っている最中でした。 15人くらいの僧侶が道内を歩き回りながら読経しています。何人もの僧侶の声が混ざり、抑揚をつけながら読み上げているのを聞いていると、 一種のトランスミュージックのように感じてきてボーっとしてきました。10、20分くらい正座して聴き入ってしまいました。

雲水が実際に修行している場でもあるので行き交うことも多く、建物内はとても手入れが行き届いていて、 予約すれば食事や修行を体験できるなど、親しみ易さを感じました。

その後、東尋坊へ向かう途中、福井駅市街にあるソースカツ丼発祥の店、 ヨーロッパ軒総本店に行きました。

肉の繊維に沿って薄くスライスした豚ロースの肉を、とても細かいパン粉の衣をつけて揚げてあります。 それをウスターソースに香辛料を加えたタレにくぐらせて味付けしてあります。
目が細かい衣がしっかり付いているためなのか、タレがいっぱい付いているにもかかわらず、衣がぐじゃっとしていません。 ソースもあっさりとしているなかに香辛料の刺激がり、噛むと衣に滲みていたソースと肉汁が出てきてこれが旨かったです。

途中、MINI福井を見つけ、リアシートのサンシェードが欲しかったので立ち寄ったのですが、 本日は休業とのこと。ちょっと残念でした。
その後、地元の酒屋で地酒(辛くてずっしりというリクエストをしたら、 という日本酒を薦めていただきました)を買いながら東尋坊へ。

東尋坊は、断崖絶壁が続く景勝地で、荒波で削られた岩がむき出しになっています。 潮が満ちていたのか、高さはあまり感じられませんでした。
個人的には、男鹿半島の入道崎の方が迫力があったように思います。
先ほどの酒屋の主人に進められた雄島に向かうことにしました。東尋坊から1kmくらい離れた岬から、朱塗りの橋を渡って行くと雄島に到着します。 同じような色調の岩ですが、東尋坊とは形状が異なり、石畳に近いような感じがしました。 島の頂上にある神社は海に向かって建っていて、強い海風や雪などで折れた大木や石灯籠が倒れているのがそのままになっていました。

その後、山中温泉へ。 温泉街に地酒を扱っているお店を発見したので、思わず立ち寄ることに。 天狗舞の石蔵造りというのと、限定醸造というのがあったので、それぞれ購入。
その後、明日は朝イチから行動するので、金沢近辺まで移動。パーキングエリアで明日の計画を練りながら車内泊しました。


2日目は、北陸自動車道を抜け、金沢へ。 new

2日目は金沢に宿を取ることにして、MINIを駐車場に預け、じっくりと金沢観光をしました。今までの日本横断みちのく一人旅では、ほとんどMINIを置いて旅をすることがなかったので、また新鮮な感じで旅ができました。

金沢といえば、日本三名園の一つである兼六園に向かいました。

兼六園は想像以上に広く、またさまざまに趣向を凝らしたみどころ があり、全部観るのには結構な距離を歩くのですが、飽きずに見ることができました。
みどころのうち、徽軫灯籠がもっとも有名なものの一つで、本物を見たときは思わず感動しました。
もう一つ有名なのは唐崎松ですが、冬場に雪をしのぐために縄で円錐状に雪吊りが施され、その絵が有名です。 夏場はその雪吊りが外されているので、気付かずに通り過ぎたほど(確かに枝ぶりはいいのですが)普通の松でした。

その後金沢城公園を通り抜け、尾山神社へ。

尾山神社には神門という3層建ての門があり、最上層には五色のギヤマン(ステンドグラス)がはめ込まれています。
和風とも洋風とも中国風とも言えるデザインで、不思議な感じというか、オランダに行ったときの光景を思い出しました。
てっぺんに伸びる棒は、日本最古の避雷針だと、後ろにいたバスガイドが言っていました。

そのまま、徒歩で長町武家屋敷跡へ。 加賀藩士の中・下級武士の屋敷の跡が残っており、土塀、用水、石畳などから風情ある雰囲気が感じられます。 いくつか屋敷跡があるのですが、そのうち、野村家 を見学。
その後、その近所に俵屋という金沢で有名な飴屋があったので飴を購入。

さらに徒歩で移動し、妙立寺(忍者寺)へ
このお寺は、金沢城の出城という性質から、様々な罠やからくりが用意されており、部屋は複雑に繋がっています。 見た目はごく普通の寺ですが、内部は7層4階建の構造となっており、23の部屋が隠し扉、廊下、階段で複雑に結ばれています。 特に階段の複雑さにはびっくり、大小29の階段が一つの建物の中にあります。
拝観は予約制で、(予約がない場合は、タイムテーブルで空いている時間に組み込まれます)必ずガイドさんが付きます。
自由に見学させてくれよ・・・と思ったのですが、今思えば、1度入ったら出られない部屋や、隠し扉などがあったので、 今思えばこれはこれで当然だったのかなと。

忍者寺から少しいくと、にし茶屋街があるので、 しばし散歩。先日京都の祇園に行ったのですが、建物の雰囲気はそっくりで、「ちっちゃい祇園」な感じがしました。
立ち並ぶ建物の中に、甘納豆 かわむらという店があったので入ってみることにしました。
店員さんが少し無愛想だったのは気になりましたが、大豆、ソラマメ、小豆、ひよこ豆など、色々と変わった甘納豆が売っていました。 後から知ったのですが、甘納豆界では有名店だそうです。何か買ってくればよかったなとちょっと後悔。

その後、昼食に新鮮な魚介をと思い、とりあえず行ってから店を探そうということで、市バスに乗って近江町市場へ。
時間はすでに昼を回っていて、市場も何軒かは店を閉めていましたが、それでも市場から威勢のいい声が聞こえてきます。 店を探そうとしたとたんに、一際行列をなしている回転寿司屋を発見。
廻る近江町市場寿しという寿司屋でしたが、 この並び具合はきっと旨いに違いないと思い、ここに並ぶこととしました。
1時間半くらい並んだのですが、途中大雨に合い、びしょびしょ。店員さんから傘を借りることが出来たので何とか助かりました・・・

並んでいる間にオーダーを色々考えたのですが、費用対効果を考え、海鮮丼特上を注文。
それとは別に「のどぐろ」「白えび」「いわし」「えんがわ」などの握りを別に注文。どれも身が厚く、おいしかったです。 以前に行った「王様のブランチ」で紹介された店なんかよりもずっと旨かったです。

その後市場を散策した後、再びバスに乗って、金沢21世紀美術館へ。

2004年10月9日にオープンしたばかりの美術館で、建物は上から見るとガラス張りの正円形をしています。
訪れたときは、建築デザインの展示をしていたので、それを見学しました。 また、ここの美術館は常設展示してある作品(インスタレーション)があって、プールの底から空を見上げるようなものや、屋根が四角状に空いていて、 空を額縁に収めるようなものがあったのですが、雨はずっと止まなかったので、少し残念でした。

その後、香林坊そばの宿へ移動し一休みです。
一休みしたら遅い時間になってしまい、店も閉まり初めてしまったので、宿の近所の飲み屋で労を癒すことにしました。
普通の居酒屋でしたが、地魚をつまみに大ジョッキと地酒で酔っ払い。そんなに呑んでなかったのに、翌日はちょっと二日酔い気味になってしまいました。
記憶が遠いのですが、たまたま見つけたラーメン屋にも入っていったような・・・


3日目は、金沢を出発し、能登有料道路を通り抜け、国道249沿いに能登半島を1周しました。 new

金沢を出発し、昨日の雨で行きそびれたひがし茶屋街を見学。

昨日のにし茶屋街は最近作られたような建物が多かったのですが、こちらには古いまま残っている建物が数多く、また、街の規模が大きかったので 見ごたえがありました。
石畳と、格子作りの建物の壁のコントラストがとてもきれいでした。

その後、内灘I.C.から能登有料道路に乗り、今浜I.C.で降りて千里浜なぎさドライブウェイへ。

約8kmにわたる砂浜を車で走ることが出来ます。粒子の細かい砂が海水を含んで固まっているので、 足が取られるということはなく、スムーズに走ることができます。
ここは道路ではないのですが、一応左側通行というルールがあるので、ここを走るときは南側の今浜I.C.からが海岸線側を走れて楽しいと思います。

引き潮だったし、海辺には人も多かったので、海岸線すれすれで水しぶきを上げて走る・・・というわけにはいかなかったのですが、 久々に面白いドライブが出来ました。思いっきりアクセルを踏んでスピン気味で走ると、タイヤの跡が砂に残るのがとても印象に残ってます。
砂の粒子が細かいので、ちゃんと払わないで車内に戻ると砂だらけになるのは注意が必要です。

しばらく国道249を走っていくと、厳門と呼ばれる海岸に到着しました。
日本海の荒波が、岩場を不思議な形に削っていきます。
上から見下ろす位置と、岩場に降りれる場所にそれぞれ車を止めて観ました。

またしばらく国道249を走っていくと、道の駅の裏に、 世界一長いベンチというのがあったので、休憩がてら腰を掛けてしばらく休息。

その後再び国道249沿いに行くと、鳴き砂で有名な琴ヶ浜で砂浜を散歩しました。
石英が砂に混ざっていて、それが擦れるとキュキュと音が鳴ります。砂をよく見るとキラキラ光る粒が混ざっているのが分かります。 普通に歩くより、乾燥している所を選んで、すり足で足の裏をこすり付けるように歩くとよく鳴くようです。

色々寄り道していたら、到着が遅くなってしまい、有名な輪島朝市 はすでに終わって市場通りは閑散としていました。
残念だなぁと思いつつ、朝市通りで見つけた 日吉酒造店で「白駒」という日本酒を購入。
またしばらく歩いていると、朝市通りの突き当たりにある田崎真也を前面に出したレストランで いしる(魚醤)をつかった「いしるソフトクリーム」なるものを発見。 試しにと食べてみました。
それがなかなか。魚臭いわけでも、醤油味というわけでもなく、濃厚なミルクの風味と少しの塩みが上品な味に感じられ、 今まで色々とソフトクリーム、ジェラート類を食べておりますが、かなり上位に食い込む美味しさでした。

輪島を出発し、国道249を進んでいくと、白米千枚田に到着。 海岸に面した急勾配に、幾何学模様が組み合わさって構成されている棚田へ、ちょうど落ちかけた夕日が反射して幻想的でした。

その後、能登半島最北端に位置する禄剛埼灯台に到着しました。
真っ白な灯台で、石を積み上げたようなデザインは少しお洒落な感じ。どうやらイギリス人技師が設計したということでその辺りの影響があるのかもしれません。

最北端に達したので、そのまま海岸線に沿って南下し始めました。しばらく行くと、視界に突然 高さ約30mという迫力の見附島という岩の塊の島が見えてきます。 島に向かって岩で道が作ってあり、辿って行けば島に渡れるものと思いひょいひょいと岩を進んで行ったのですが、途中で途絶えてました。
岩の道のそばに、縁結びの鐘がありました。当然鳴らしてきました。

しばらく海岸線を進んでいくと、今度は恋路海岸と呼ばれる海岸に到着。
ちょうど夕暮れで、辺りが暗くなりかけているのと共に、今日はかなりのハイペースで観光地を回ったので疲れもピーク。意味も分からず、目の前にあった岩に登ったりしました。
岩場のそばに、縁結びのハート型の鐘を発見。また鳴らしてきました。
老夫婦が一緒に鳴らしていたのにはちょっとほのぼの。

国道249に戻り、能登島を経由して、和倉温泉へ。
夜も遅かったので、温泉街はすでに閑散としていました。


4日目は、富山市内と合掌造りを見学し、高山へ。 new

前日に富山近代美術館アンディーウォーホルの 「キャンベルスープ」が展示してあると知り、急遽コースに盛り込むことにしました。
ポスターや雑誌などではたびたび見たことがあったのですが、現物を見たときは感動しました。

その後、富山駅前で富山の観光地の情報収集をしようと思い、富山駅前のビルへ。 そこで日本酒「三笑楽」を購入しつつ、 目の前にあった観光地紹介コーナーで目に付いた瑞泉寺 に立ち寄ることにしました。

瑞泉寺の本堂は、北陸最大の木造建築物といわれています。 また、瑞泉寺のある富山県南砺市井波(旧井波町)は木彫り(井波彫刻)で有名な町だそうで、本堂や門には、井波彫刻が随所に施されています。
そのなかの勅使門にある「獅子の子落し図」という木彫りは親獅子が谷底へ子獅子を落とす様子と、 谷底から子獅子が上ろうとしているのを見守っている様子が門柱に彫られているのですが、落ちていくスピード感と、 見守る親獅子の親心が表情として分かるように彫られていて、とても印象に残っています。

その後、五箇山合掌造り集落へ。
五箇山の合掌造り集落は、 実際に合掌造りの家に生活している所を観光地化していて、住宅街(とはいえ、合掌造りの建物が並んでいるところですが) を観光者がぞろぞろ通り抜けるという、不思議な感覚に陥ります。

合掌造りとは、屋根の茅葺きがまるで手を合掌しているように見えるから名づけられたとも言われています。
構造は、この地方は山に覆われ、冬場は豪雪地帯のため、ほとんど雪に埋もれてしまうという生活をするための工夫がされています。 合掌造りの建物を使った博物館があり、実際に合掌造りの構造、山間に閉ざされていた独特の生活習慣、 江戸時代に上納していた塩硝作りや和紙、養蚕などの展示がされています。

合掌造りは、富山県の相倉地区と菅沼地区、 岐阜県の白川村萩町地区(白川郷)が世界文化遺産として登録されています。 どうせなら全部見に行こうということで、国道をくだり、白川郷の合掌造りにも行きました。 こちらは、観光地として整備されていて、先ほどの五箇山よりも風情がなかったです。先に五箇山の合掌造り集落見ておいてよかったと感じました。

たまたま立ち寄った道の駅ひだ荘川温泉 桜香の湯という温泉があったので、入浴。 GWの時期だったので、ほとんど芋洗い状態でした。

途中、高山を経由しましたので、晩ご飯に高山ラーメンを食べようということになり、コンビニでガイド本を頼り 甚五郎らーめんを見つけました。
鶏、豚などのダシに醤油のスープで、かなり濃い醤油色をしていたのですが、思ったよりも醤油味は強くなく、油分もあっさりしていました。
やや細い縮れ麺で、ぷちぷちした歯ざわりです。
正直な感想としては、東京のラーメン激戦区で育った舌とお腹には、スープも麺もあっさりしすぎて物足りない感じがしました。 サイドオーダーの串揚げは旨かったです。

その後、明日の目的地である新穂高まで行って車内泊の予定が、ガス不足で移動できず(夜間はどこのガソリンスタンドも閉まってしまってた)。 宿を探してもGWで空きが見つからない・・・ ということで高山駅そばの立体駐車場コインパーキングに車を止め、近所の居酒屋で一杯やって酔った勢いで車内泊しました。
屋上の駐車場(3F)まで上ると、街灯や建物の明かりが入ってこなかったので、思ったより寝やすかったです。


5日目は、新穂高温泉、白骨温泉、松本経由で中央道にのり、22kmの渋滞を通り抜けて帰宅しました。 new

もともとは、温泉雑誌 で見つけた無料露天風呂に行こうと計画していたのですが、 たまたま停めた駐車場のそばに新穂高ロープウェイの駅があり、 どうせならロープウェイに乗ってみようということで、第一、第二ロープウェイのうち、第一だけ乗ってみることにしました。

山頂にはまだ雪が残っていて、目の前に壮大な景色が広がっていました。
第一ロープウェイ駅にある休憩所に、露天風呂があるのを発見。ここで温泉につかることにしました。 ロープウェイの混雑ぶりに比べて、温泉はまったく込んでなく、ゆったりと風呂につかりながらアルプスの山々が見られるのはお得な気分でした。

その後、国道158を抜け、前回の旅行で見送った白骨温泉に行きました。 公営の共同浴場が無料開放していたので、そこに入ることにしたのですが、後から話を聞いてびっくり。 まさにここの湯が「草津の湯」の素を入れて問題になった温泉だったそうです。

中央道に乗るのに松本を通るので、どうせなら美味しいそばを食べてから帰ろうということに(実は、3日目の輪島で、美味しそうなそば屋を見つけたのですが、 到着したときにはすでに営業時間外で食いっぱぐれてました)しました。
コンビニに立ち寄ってガイド本で調べると、幾つか写真つきで紹介されていたのですが、 馬刺しが付くそば庄松本城店に行くことにしました。

その後、中央道を上り、最大22kmの渋滞に会いながら帰宅。2泊6日、1,633kmの旅は終了しました。